愛とセックスと避妊

ヒト日記 141-160
まじめな駄文

愛とセックスと避妊

動物のトコロ(※1)で夜な夜なチャットに興じておりますが、実はアタクシ普段あまりチャットはしないんですよと言いますか、ICQも持っているダケでほとんど使いませんし、Myチャットも持っている癖に放置プレイですし、コミュニケイション関係にはキッパリと疎かったりするんです、未だにOLEの使い方わかりませんし。

せめてメーラーくらい使えるようになろうよオレ。

というワケでまみや無職独身(30)、現在てやんでいな状態ですが住所だけは固定ですコンニチハ。

唐突に本題に移るのは最早おやくそくみたいなモンですので本題。ミナサマ、繁殖行為に勤しんでますか?(本気で唐突だなヲイ)

ちなみに繁殖行為を「エッチ」と言うのはどうかと。語感の軽さ故その行為そのものまでお気軽お手軽な印象を受けるので好かぬ(いや、単なる好みの問題か)。かと言っていきなり「Fu*k」とか(※2)言っちゃうのもどうかと。アタクシの感覚としてF*ck っつーと、どうも「快楽に身を委ねる、どちらかというと遊び」っぽい感覚がそんなコトはどうでもよく。

いま現在避妊グッズはたくさん世の中に出ておりまして、コンドーム(ゴム/スキン/ラテックス)をはじめ、最近では女性用コンドーム(※1-1)、殺精子剤(※1-2)、ペッサリー(※1-3)、IUD (※1-4)、方法としてはオギノ式、基礎体温法、ホルモン剤注射、ホルモン剤皮下移植、経口避妊薬(OC/ピル)、卵管結紮、パイプカットと、バラエティ豊かなラインナップとなっております(日本ではできないモノもあります)。

 

※1-1から1-4までの奥床しい解説

※1-1 マイフェミィ 1箱3個入 800円 2000-2004年製造終了、フェミドーム 1箱3個入 2,000円 2006-2010年販売終了。膣内に挿入して使う女性用のコンドーム。効果としては通常のコンドームとほぼ変わらなかったようですが、装着の難しさや価格の高さに足を引っ張られたのかあまり浸透しなかったようです。

※1-2 マイルーラ 1箱10枚入 約2,000円 2001年製造中止。事前(15分程前)に小さく折り畳み膣内に挿入しておくと溶解し精子を殺す作用を持つオブラート状のフィルム型殺精子剤。下記サイトに製造中止までの経緯が掲載されています。2020年現在、日本国内で殺精子剤は販売されていませんが輸入・使用は禁止されていないので、米国製のVCF(Vaginal Contraceptive Film)を使用する方はいるようです。

優しき挑戦者(阪大・ゲスト篇)>北野静雄さん(午前)

※1-2 ネオサンプーン・ループ錠 1箱20錠入 約600円 2011年販売中止(原材料輸入困難による)。膣内に挿入、溶解して精子を殺す作用を持つ錠剤。オブラートに比べ溶けにくいという難点があった(らしい)。2020年現在はEncare(エンケア)やRendells(レンデルス)といった殺精子剤を個人輸入するしかないようです。

※1-3 ペッサリーは膣内に挿入し子宮口にかぶせることにより精子の侵入を防ぐゴム製の蓋のようなもの。シロウトが簡単に扱えるものではないため市販されていませんし、病院で医師の指導を受ける必要があります。が、2020年現在ではほぼ利用されていないようです。

※1-4 IUD(子宮内避妊器具)は子宮内に挿入するプラスチック製の小さな避妊具です。昔はリング状のものが多かったので「避妊リング」とも呼ばれています。器具に銅が巻かれているものを銅付加IUDといい、銅イオンの働きにより通常のIUDより避妊率が高いそうです。現在は黄体ホルモンを分泌し続けるIUS(子宮内避妊システム)が主流になっています。医師により施術してもらうことになりますが、出産経験のない女性には不向きと言われています。

 

が。

多分いま現在一番多く行われている避妊方法というのはコンドーム装着もしくは膣外射精。

ハイ、男子のミナサマー、ヨイですかー?

膣外射精はいつでも実施できる避妊法ではありませんよー?

ちなみに膣外射精の妊娠率は最高19%です。1年間にそれだけの割合で妊娠します。コレだけ聞くと「あ、いままで大丈夫だったから大丈夫」と妙な自信を持つ男子がいるコトでしょうが、統計として2.6年以内には100%妊娠する、という結果が出ています。

これは、全員が妊娠するのにかかる理論上の年数であり、最も運の良い(悪い)ヒトでも2.6年以内に妊娠する、とこういう話なワケですね。

膣外射精はオギノ式、基礎体温法と併用しなければ意味ナイんです実際。正しく実施した場合の妊娠率は4%となっております。でもコレ、女子の負担大きいよな。

ちなみにコンドームでは14%(正しく装着されていれば3%)、女性用コンドームで21%(5%)、マイルーラ(殺精子剤)で26%(6%)、ピルで5%(0.1%)となっております※2001年現在

コレだけを読んで「なーんだ、じゃあ相手にピル飲んでもらえばイイんじゃん」と思いやがったクソバカな男子は二度とセックスするなこの腐れ外道。

つか、男子のミナサマはちゃんと愛情でセックスしてますか?自分の快楽が最重要項になってませんか?惰性でセックスしてませんか?「妊娠させると色々と面倒だからなぁ」くらいの感覚で避妊してませんか?

まぁ、いまのこのご時世「自分をもっと大切にするんだ!」などと歯の浮くようなセリフを吐いても、それを納得しちゃう若い男女も少ないかとは思うのだが、妊娠しちゃったら中絶しちゃえばイイって、そんなお気軽なモノではナイというコトくらいはわかる程度にお利口サンであって欲しいモノだいくらバカでもな。

何故避妊するのか。

答えは妊娠しないためだ。

じゃ、何故妊娠しないようにするんだ?

答えはヒトそれぞれだろう。経済力かもしれないし、身体的な事情かもしれないし、年齢的なコトかもしれない。避妊するのは妊娠したとしてもそのコを産めないからだ。なんとか努力して産める状況が作れるのならば、それに越したコトはナイ。しかし、どうやっても産めない状況というのは確実にあるのだ。

産めない事情は様々だ。だが、産めないコトで傷を負う女子のココロは共通なのだ。どんな事情があっても、ココロは衰弱して行く。体の傷が癒えても、ココロに背負った十字架は二度と降ろされるコトはナイ。

産まれ変わりでもしなければ男子にはわかるはずのナイ痛みを、女子は抱えるコトになるのだ。

本当に彼女が大切なら、本当に彼女を愛しているなら、快楽や手軽さを求める一時の感情で彼女を生涯苦しめるようなコトがあってはならない。

射精するだけの男子と違うんだよ女子は。

ピルの避妊率は、他のどの避妊法と比べても明らかに高い。しかし、コンビニに売っている栄養補助食品を食らうコトとは事情が明らかに違うのだ。ピルは万能薬ではナイ。副作用だって勿論ある。

生で中出ししたい男子のために開発された避妊薬じゃねんだよ。

ピルというのは、早い話がホルモンを投与して擬似的に妊娠状態を作り排卵をなくすためのクスリで、体内のホルモンの値が常に一定(に近い状態)であるコトが大前提なので、毎日決まった時間に、避妊効果の欲しい間ずっと飲み続ける必要があります(厳密にはこうではナイのだが、興味のあるヒトは自分で調べてみてくれ)。

ピルはどちらかというと「愛する恋人のため」ではなく、「女子が自分の身を守るため」にあるモノで、男子に強要されて飲むモノではナイというコトをお忘れなく。ノーリスク・ハイリターンなんてコトは絶対にナイから。ヤりたい盛りの浅はかな男子は一度ピルについて勉強し給え。

 

愛と繁殖行為は別だと、ココロとカラダは別なんだという考えを否定したりはしない。ヒトの「人生の楽しみ方」なんざ千差万別で、感覚も何もかもが違うのだから。

しかし、いくら女子が強くなったとはいえ、まだまだ性的な部分で言えば女子は「受身」で「許す側」だ。繁殖行為に関して言えないコトもたくさん抱えていたりするものだ。

下世話な話で申し訳ナイが、前戯が盛り上がってイイカンジになってるときに「ちゃんと避妊して」って言うの、結構勇気要るもんなんだぞ?ムード壊したりしないかなぁとか、彼が冷めたりしないかなぁとか。

遊ぶにしても愛すにしても、繁殖行為っつのはひとりでできねんだから、相手のコトをちゃんと考えて、キッチリふたりでセックスしようぜ、な。

 

※1 テクストサイト華やかなる頃、数多の人類に大いなる感銘を与え絶大なる支持を得ていた黄色いうさぎによる「宇佐教授の無駄学研究室」というサイトに設置されていたチャット。どういう経緯で遊んでいただいていたのかすら憶えてもおりませんが、黄色いうさぎはメキメキ出世し現在は人類としてご活躍されている模様。

※2「Fu*k」という単語には確かに「性行為」という意味はありますが、どちらかというと文章(感情)をことさらに強調したいときに品詞として使用することのほうが多いそうです。激しく相手を罵倒したいときに大活躍しますが、「チクショウやっちまった!」「なんてこった!」と後悔したり驚いたりするときにも使われますし、超絶褒めたいときなどにも使われます。ただ、単語自体はとても下品なものとして扱われていますので、くれぐれも目上の方やこどもを褒めるときに間違っても「You are fucking nice guy!」などと言わないようにしましょう。