おさまらねえわ

2020年のひとりごと
いまの駄文

新しい生活様式ねえ…

えー昨日お家に帰ろうと職場(職場?)を出たら、車に雪が積もっていました。さすが雪国、天気予報の言う通りちゃんと降るんだね!と思いつつ、こんな真夜中に雪なんて触らせるんじゃねえよと苦虫を嚙み潰したような顔でフロントガラスに積もる雪を避けましたまみやですこんばんは。冷たいので夜は勘弁してください。

先日昼ごはんを食べにファミレスに赴いたのですけども、昼時を避けたにも関わらずまあまあ盛況な店内、あまり席を選ぶためだけにウロウロしたくなかったので目に付いた場所にそのまま座りました。

ファミレスでごはんというのも久しぶりだなあとメニューを広げ、肉にしようかハンバーグにしようか(両方肉です)迷いつつ、結局考えることが面倒になり無難に日替わりランチを頼むという無駄なことをさせたら右に出る者はいないであろう性質を遺憾なく発揮し、運ばれて来るのを待っていたのですが。

わたくしが座る席の奥のテーブルには歳の頃にして二十歳そこそこの若いおねーちゃんがふたり、向かい合わせに座りながら大声で話し大笑いを繰り返しています。食事をしている様子はなく、マスクも着けていない状態です。まあ、ひとりはこちらを向いているとはいえ、わたくしとの距離は2メートル以上開いています。が。わたくしの連れとの距離はほぼテーブルひとつ分。

……これ、絶対(連れの)背中に唾液飛んでるだろうなあ。

話している内容がこちらにもしっかりとわかるほどの大きな声で話し、バカ笑いするそのバカ若い女子に、直接言いに行こうか、それとも店員さんを呼ぼうか悩みましたが、「いま外食をするというのはこういうことなのだ」という考えに至り、運ばれて来たものをとっとと胃に詰め込んで店をあとにしました。

食べたり飲んだりするときはさすがにマスクを着けたままというわけにはいきません。以前テレビでは「本当は楽しくお喋りしながら食べたいんでしょうけど……」と小学校の教諭が、静まり返った教室で給食を食べる児童を気に掛ける様子が映し出されていました。マスクを外しているときに話をしてはいけない、と教えているそうです。

おねーちゃんたち、小学生でも気を付けていることがわからねえらしいな。

連日報道される感染者の数、重症者の数、圧迫される医療、時短営業を余儀なくされる飲食店。いま自分が感染していないからといって、この先絶対に罹患しないという保障などどこにもない。罹患したとして若いから絶対に重症化しないというエビデンスもないし、必ず回復するという保障もない。

感染し、重症化し、家族や大切なひとに逢えないまま、最期を迎える可能性がゼロではないこと。

そして、自分のちょっとした不注意が元で他人を危険に晒す可能性がゼロではないこと。

飲食店のため、経済を回すため、外食することは決して悪いことではないし、個人的には積極的に外食産業を守るため外に食べに行って欲しいとさえ思っている。しかしそれは「最低限の配慮」とセットでなければならないのではないだろうか。食べ終わったならマスク着けて喋れや。それとも何か、おまえは家訓か何かでマスク着用を禁じられてでもいるのか。

PCR検査を受ける人数が増えたことにより日々報告される感染者数が増大しているだけ、というフェーズはとうに過ぎ、いまや重症者や死者数も日に日に増えている。完全に抑え込めてもいない中で観光業界を救おうと打ち出したGo to 政策が引き起こしたものは重い。

観光に訪れたひとやその客を迎えた施設は、当事者として充分に気を遣い絶対に感染者を出さないように対策を立てていたはずだ。Go to トラベルキャンペーンが始まった7月22日から10月31日の間、キャンペーンを利用した観光客の延べ人数は約3976万人、その内感染者数は148人で感染者の割合は約27万人に1人だった。もちろん施設でクラスターの発生もない。

問題はここからだ。

Go to で被害が出ていないということは、実は大したことないのではないか?大騒ぎしなくてはいけないほどの病気ではないのではないか?そんなに簡単に感染するものではないのではないか?

いまの第三波は間違いなく「新型肺炎なんて大したことない」と気を緩め、感染防止対策を怠ったがゆえの結果だろう。気を緩めるには充分なほど、Go to 政策は「成功してしまった」のだ。これがキャンペーン開始と同時に大量の感染者を出す結果となっていれば、その時点で誰もが恐怖し気を緩めるなどということはなかったはずだ。

冬になり空気が乾燥することで感染しやすい環境になったことも大きな要因だろうと思う。しかし、気を緩めずにひとりひとりが感染防止に努めていれば、医療崩壊を起こすことなく乗り切ることもできるはずだ。

 

と思いながら、世の中気の緩みまくったヤカラばっかりだよね、これが現実だよね、感染したくなければ家から出るなってことなんだよねと、帰り際ぐるりとファミレスを見渡し、マスクを着用している中学生と思しき男子の集団と、マスクをせずに話に興じるいくつかのおばはんたちの群れを見て暗澹たる思いがした。