2003年8月の猫日記

2003年の猫日記
毛 玉

2003 08 19

「マメちゃんの様子がおかしい」

22時過ぎに妹に言われ、マメちゃんを見に下に行った。

「物凄く機嫌悪いの。横通るだけでうなるし…」確かに体に触ると低い声でうなる。

「最近またおしっこ出てなかったし、今日は全然出てないみたいで」どうやら、シッコが出ていない挙句に吐きまくっているらしい。ヤバい。完全に閉塞したか?

近所の病院に電話をしてみたが留守番電話。緊急対応してない病院だから仕方ない。タウンページを片手に緊急対応している病院を探す。タウンページじゃわからないじゃナイか…とりあえずネットか?

ネットで検索した病院に電話をかけると「すぐ来てください」と言われる。もしかして最悪の事態なんじゃナイか?

マメちゃんをキャリーに入れて車に乗せる。乗せた瞬間に吐いてしまう。体を動かしただけで吐いてしまう程なのか?ゴメンなマメちゃん、苦しいだろうけどしばらく我慢してくれ。ゴメン。

病院に着き症状を話す。以前FUSだと言われた事も。

「検査はしたんですか?」

3年前、同じようにマメちゃんのシッコの出が悪くなった時は検査はしなかった。お腹を触って「FUSだ」と言われて、処方食を貰っただけだ。

「FUSは原因によって、治療の仕方が変わる病気なんですよ」

説明をしながらテキパキと処置をして行く先生。注射を打ち「今利尿剤を入れましたから30分くらいでおしっこ出ると思いますよ」

その日は一晩入院することに。マメちゃん、ごめん。

FUS(Feline Urological Syndrome 猫泌尿器症候群)は現在FLUTD(Feline Lower Urinary Tract Disease 猫下部尿路疾患)と呼ばれている、猫の膀胱炎や尿道炎、膀胱や尿道の結石症などを引き起こす病気の総称です(病院で下部尿路疾患と言われた場合は大抵尿結石ができていると思ってイイ)。膀胱や尿道に尿石ができ尿道を塞いでしまい、猫が何度もトイレに行き長い時間しゃがみ続けていることで気付きます。FLUTDは急性腎不全を引き起こし、尿毒症にまで進行するとあっという間に命を落としかねない大変危険な病気です。

結石症にも「ストルバイト尿結石」と「シュウ酸カルシウム尿結石」の二種類があり、ストルバイト尿結石は6歳くらいまでの若い猫に多く、おしっこのpHがアルカリ性になりリンやマグネシウムが結晶化して尿結石になります。シュウ酸カルシウム尿結石は7歳以降の猫に多く、おしっこのpHが酸性になりカルシウムが結晶化して尿結石になります。

ストルバイト尿結石の場合は療法食で溶かすことが可能ですが、シュウ酸カルシウム尿結石は療法食で溶かすことができないため手術が必要になる場合があります。どちらもミネラル(マグネシウムやカルシウム)のバランスを考えた食事を与えることにより事前に予防することが最善です。水をあまり飲まない猫もFLUTDに罹りやすい傾向にあるため、適宜ウェットフードを与えることで水分の補給に気を付けましょう。

2003 08 20

退院。

帰宅後の様子がおかしい…?
どうしてそんなにグッタリしてるの?

2003 08 21

病院に電話。

尿毒症の可能性が高いからすぐ連れて来てくれとの事。入院決定。

2003 08 23

退院。

血液検査の結果は下降傾向にあるので大丈夫だろうとの事。しかし導尿カテーターは留置したまま。

2003 08 25

やはり、飲まず食わず。朝病院に連れて行く。退院した日より血液検査の値が高くなっている。

やはり尿毒症の症状。原因は?

2003 08 26

仕事帰りにお見舞いに。

ゴロゴロと喉を鳴らしながら、前足で空中を揉む。珍しい光景。

2003 08 27

一旦カテーテルを外す。自力でちゃんと出来るかな…

2003 08 28

やはり予後不良。カテーテルを外すと詰まる。再びカテーテル挿入。

2003 08 29

夜中にカテーテル外れる。

カテーテルの根元がエリザベスカラーに具合良く引っ掛かり、抜けてしまったらしい。