2002年2月の猫日記

2002年の猫日記
毛 玉

2002 02 01

むぎ坊はおとんが大好きです。

おとんが仕事から帰って来ると後を追っ掛けます。おとんが着替えてむぎ坊を抱っこすると、両手をおとんの胸に当てておとんのクチを一生懸命舐め倒します。さながら愛を確かめ合う恋人同士のよう。

「むぎ坊はホントにおとんがスキだねぇ」というアタクシの言葉におかんが一言。

「ああ、猫って老人好きじゃん」

…言い得て妙。

※お猫サマってのは、うるさいヒトが嫌いなんですね。大きな物音が嫌いなので、それを発する若いヒトとか。でも、お年寄りというのは大抵物静かなモノでして、お猫サマは安心して傍にいられるワケです。

2002 02 15

何故だか理由はわからんが、マメちゃんは布団の上に居るアタクシがキライらしい。布団の上にうつ伏せになって、ベッドの下のマメちゃんをジーッと見ていると

「キシャーッ!」

…なんで威嚇されてるんだオレ。

普段はそんなことナイのに、布団の上に居ると威嚇される。縄張りを荒らされてるみたいでイヤなのか?

2002 02 17

「何コレ何コレ!」

妹がテラスを見て大騒ぎ。

「見たことナイのが来てるゥ!」

キッチンから慌てて駆け付けたのだが時既に遅し。「見たことナイの」の姿はもう其処にはなかった。どんなコだった?と訊くと「ねろを崩したみたいなカンジ!」

…もどきの次はくずしかい?我が家の外猫は増えるのだろうか。

そういえばクロちゃん、何処でどうしてるんだろう。冬だからお家のコタツで丸まってるのかな。

2002 02 18

もどきちゃんが大変。

怪我アーンド風邪でヨタヨタ。ここしばらくは食欲もナイ。尻尾の付け根の怪我が酷くなっている。もどき、オマエは一体何を戦っているんだい?

今日はウチに来ていない。外は吹雪いているというのに。

2002 02 20

マメちゃん。

トイレの蓋はトイレじゃナイので、其処でのシッコは禁止です。今正にアナタのためにトイレの掃除をしているおかんの身にもなってください。

それからねろ。

やっぱりオマエは吐いた後、オレに報告に来るんだね。わかってる、ちゃんと掃除はするけども、いちいち報告に来なくてもヨシ。

2002 02 21

丸3日もどきちゃんが姿を見せない。

妹とふたりで近所を「もどきー」「もどきちゃーん」と呼びながら徘徊してみる。多分もどきちゃんは生粋の野良猫だ。怪我をして、風邪をひいて、何処でどうしているのか。

すると今日のお昼にもどきが顔を出した。

「もどきッ!」

アタクシと妹とおかんの3人は、それはもう手厚くもどきちゃんをもてなした。いつも食べていたドライフードを食べない。あ、じゃあ猫ミルクは?猫ミルクを作る妹。しかしもどきちゃんはそれすら飲まない。

少し痩せたもどきちゃん。きっとこの3日間ゴハンを食べられずに居たのだろう。じゃあ普通の牛乳はどうだろう。牛乳にはクチを付けた。少し飲んでテラスの定位置で眠るもどきちゃん。後足にも怪我が増えている。

夕方、ドライフードを食べないもどきちゃんのために缶詰を買って来る。缶詰を半分ガツガツと食べるもどきちゃん。

…ガツガツ?

もしかしてこの3日間、余所のお宅で贅沢なお食事をご馳走して貰って居たのではあるまいな。ドライフードには目もくれなかったくせに、缶詰なら頂くというのか。

「ウチのコになればイイのに…」そういうおかんを尻目に、夕方になるとやはり何処かへ帰ってしまうもどきちゃん。「ちゃんと毎日顔出しなさい!心配するでしょう?」ともどきちゃんを叱る妹。

そして

姿が見えないコトでこんなに辛い思いをするくらいなら、掴まえて病院に連れて行って怪我も風邪も治して無理にでもウチのコにしてしまおうかと企むオレ。

※牛乳には多量の乳糖が含まれており、猫には「ラクターゼ」という酵素が少ないために、乳糖をうまく分解できず下痢を起こす個体がいます。猫が牛乳を飲んで下痢をするようなら与えないでください。また、乳製品にアレルギー反応を起こす猫もいますので、牛乳を与えたあとは下痢や嘔吐、湿疹などの症状が現れないかどうか確認してください。