2000年6月の猫日記

2000年の猫日記
毛 玉

2000 06 01

キッチンでこっそりチョコレートを食している時リビングでテレビを見ていたおかんに「ちょっと、ちょっと!早く来て!」と召還された。なんだよ、テレビににゃんこでも出たのか?と思い、慌てて行ってみると

 

庭ににゃんこがたたずんで居ました。

 

…むぎ坊?!

 

庭からリビングを覗き込んでいるそのにゃんこは、むぎ坊を「普通の猫サイズ」に伸ばしたような、なんとも猫らしい猫。そうか。むぎ坊も普通の猫サイズならカワイイのか。

なんてったってむぎ坊は、どこからどう見ても「ふくろう」にしか見えないという恐ろしく猫離れしたお猫様。ドラえもんなんて目じゃナイくらい、頭、胴、尻のサイズが皆同じ。あれ?ドラえもんって身長、体重、胸囲だっけか。

2000 06 03

妹が出かけようとする時にかぎって、ぶーちゃんは困ったチャンに変身する。ロフトに篭城するのだ、コレが。そしてロフトから下を見下ろしながら「にゃうぅぅぅ、にゃっ、にゃっ!」と支度に余念のない妹に文句を言い続ける。

カワイイんだけど、確かに迷惑だ。

2000 06 15

夜中にPCの前に座っていると、必ずねろが寄って来る。

普通にヒザの上で寝てくれるならヨイのだが、こやつはアタクシの右手を枕に寝やがる。右手すよ?利き腕すよ?マウス、動かせないっつのに。グイグイどかそうとすると、今度はキーボードの上にあごを乗せて寝ようとしやがる。

gggっぐうウウウウウdggggggggggggddddrrr

やめてくださいよ!仕事にならないじゃないですか!

モチロン、ねろは仕事なんてして欲しくないのである。そうか、遊んで欲しいのかぁ。カワイイやつめ!

アタシの仕事が遅いのは、そういう理由からです。

2000 06 17

最近のマメちゃんのお気に入りは「爪研ぎの上」だ。

長方形の爪研ぎの上で、スッポリと型にハマって寝ている。しかもマジ寝だ。ぐぅぐぅ寝ているマメちゃんの顔をジーっと見ているとその視線に気付いたのか、マメちゃんが「はっ!」と目を覚まし一言。

「にゃぁ!!」

見るなって?

2000 06 18

最近暑いので、お猫様の水の消費量がハンパじゃナイ。

朝、なみなみと水を与えても、夕方には空っぽになっている。4匹(1階生息分)で飲むんだから、当たり前か。

そこへ何を思ったか、おかんが「お茶碗が小さいのねぇ」と何やらゴソゴソ探し始めた。「もう少し大きな器、なかったかしらねぇ」

「…コレは、どう?」

お母様、それはヒト様でさえもったいなくて使っていない立派な「グラタン皿」ではありませんか?

「…じゃ、コレは?」

それは耐熱皿で、レンジで重宝しますし、現在使用中なのですが?

「んー、じゃぁ、コレにしよう」

…アナタがヨイと仰るなら文句は言いませんが、それは現在大活躍中の「サラダボウル」では?

おかんはおもむろにサラダボウルに水をなみなみと注いで、トレイの上に乗せた。

「ほら、トレイにもピッタリ収まる!」

何がほら!だ、コノヤロウ。どこの世界にこんなデカいサラダボウルで猫に水やるヤツが居るんだよ。案の定、水を飲みにいらしたお猫様方、デカいボウルにビビって近寄りません。

そこへマメちゃん登場。

何の疑問も持たずにサラダボウルに顔を突っ込み、水をがぶがぶ飲んでいる。

…ちょっとは不思議に思え?

そのマメちゃんの姿を見て安心したのか、次々とお猫様はボウルに顔を突っ込んでいる。そして今日も我が家のキッチンには、なみなみと水が注がれたサラダボウルが鎮座しているのでした。

2000 06 20

甘えっ子ねねちゃんは、朝からおかんを追い掛け回している。

どうも、おかんの首を吸いたいらしい。隙あらば飛びかかろうと、なんとかチャンスを狙っている。当のおかんは「ヨダレでベタベタになるからイヤだ」と逃げ回っているのだが。

見事おかんに飛びかかり、首を一生懸命吸っているねねちゃんの顔を覗き込み「あれぇ、ねねちゃん、赤ちゃんみた~い。ハズカシイ~」と言ってやるとねねちゃんは顔をそむけ、その内いたたまれなくなって、逃げて行く。

こんなコトを繰り返しているものだから、いつまでたってもねねちゃんの欲求は満たされないままだ。だからいつまでもおかんを追い掛け回す。

そこへチャンス到来。

やった!今ならガードがスカスカだ!えいやっと思いきり飛びつき喜び勇んだねねちゃんの目に写ったモノは

…チチの顔。

ねねちゃん、ビックリするやら、間違えたコトがハズカシイやらでそのままチチの肩越しに大ジャンプを決め込みどこかへ隠れてしまいましたとさ。