1999年5月の猫日記

1999年の猫日記
毛 玉

1999 05 01

なんだかな、あっちゅう間に5月でふな。そしてGW。アタシにも、当然お猫様にもカンケーないでふけどね。だって毎日休みだし。ゴールデンイヤーっすよ。

むぎ坊はお皿を洗ってると、寄ってくるのですが困った事がひとつ。

「洗いたてのお皿、舐めんじゃねぇよ。」

なんだかなぁ。水の付いた手を舐めるのも「をいをいっ」ってかんじなんだが皿を舐めるなよ。皿を。

そして洗い直し。トホ。

1999 05 02

物置になっていたロフトを片付けて布団を運び込んだ。狭いけど寝心地はよさそうだ。

と、思ったのはアタシだけではなかった。

その日からえびちゃんとねろは布団の上を占拠している。おーい、アタシが寝ようと思ったんだってばぁ。

1999 05 11

ごめん。

今日、ねろを落としてしまいました。いや、抱き上げたら暴れたのでバランス崩してしまったのでふ。

でもさ。

猫なんだから、着地しろよ。ちゃんと。華麗に。なんで「ぼてっ」て落ちるかな。

その後ねろは、クローゼットの中でスネてましたとさ。

1999 05 12

朝、ねろに頭突きで起こされた。痛い。どうも、お腹が空いていたらしい。ゴハンあげた。食った後、アタシに見向きもしなくなった。ええい、ちくしょう。

最近やたらとむぎが脱走を図る。むぎはおかんが大好きなので、おかんが庭にいたりすると激しく鳴いて自分もそこへ行きたいと主張。いつもは鳴かない(怒ってばかりなので、甘えて鳴いたりしない)ので、ビックリした。むぎも一応猫なんだなぁ。後姿はフクロウそっくりなのに。

で、

2~3度外へ出したばっかりに、なんだか味を占めた様子。とにかくちょっとドアを開けた隙に逃げ出す…が、すぐつかまる。ダセェよ。

1999 05 14

ねろを外に連れ出した。もちろんリード付きで。

どうも、胴輪リードってヤツが慣れていないせいか、歩き方が変だ。ほふく前進してる。地面に体こすり付けて。3歩歩いてはヘチャっとつぶれるし。なんなんだよ、お前は。しかし、外に出たのが嬉しかったらしく、ねろはご満悦だった。

そして。

夕方おかんの部屋の窓から脱走。おかんが血相変えて「ねろが逃げてる~」と、アタシを呼びに来た。むむぅ、昼間外の楽しさを知ってしまったからか?

しかし、すぐつかまる。

だって、慣れてないからさ。外。へっぴり腰で地面にはいつくばってるんだもん。お前、ばか?やっぱりばかなのか?

1999 05 18

最近ねろがかわいい。

いや、昔からおバカでかわいかったのだが、最近やたらと甘えて来るのだ。昨日、膝の上に乗って来て寝ていたのだが、キーボードが打ちにくいので降ろした。するってーと、今度は肩に登ってきやがりました。重いんだけどねー、かわいくてねー、結局そのまんまキーボード打ちました。

でも、困った事がひとつ。

毎日毎日脱走を図るのはヤメていただきたい。その度に捕らえに行かなくてはならない、こっちの身にもなってくれ。

そうそう、えびちゃんは最近本性を現し始めたようです。むぎに飛びかかります。その度にむぎは叫んでいます。その度に他の子達がびっくりして寄ってきます。その度におかんは、ボクシングの試合のように、タオルを投げます。

なんなんだよ。

1999 05 19

妹はぶーちゃんと寝ている。昨日の夜、ある事件が起こったそうな。

夜中に「ぶぎゃっ」というぶーちゃんの叫び声が聞こえ(たような気がし)てぶーちゃんがベッドから落ちた。落ちる際、妹に助けを求めたらしく妹の手首には、3本の爪の跡がくっきり刻まれていた。

しかし、謎なのはなぜぶーちゃんが「ぶぎゃっ」と言いながら落ちたかという所にある。しかも、怒った時や驚いた時に毛が抜けるのと同様に、毛が抜けていたらしい。どう考えても、ぶーちゃんが寝ぼけて落ちたとは思えないらしい。

「何か部屋にいるのかな…」

きっと、部屋に何かが住みついていてソイツがぶーちゃんを驚かせたのであろうと。

はい、結論が出てよかったねー。ちょっと怖いけど。

1999 05 20

ねねちゃん。

2階に上がってきては、えびちゃんを威嚇するのはヤメてください。なんで1階にいる時は威嚇しないのに、2階だとするのだ?だって2階は「えびちゃんのなわばり」じゃん?よそのなわばりでデカい顔したらイカンやろ。それとも、なわばり争奪に来てるとか…?むぅ。

人類みなキョウダイ。仲良くしませう。

つか、お前ら親子じゃん。れっきとした。

1999 05 25

突然ですが。うちの猫が7匹になりました。

先週の金曜日、いつものペットショップに、いつものようにお猫さまの食料を買いに行ったのですが「かわいい仔猫もらってください」と、ハリガミが。店に入ると、ケージの中にいました、いました。5匹のちび猫。

普通なら、もらわないんだよな、アタシは。だって、うちのお猫様達カワイイし、新しいお友達連れて行って、うちのお猫様達がひがんだり拗ねたりしたらヤじゃん(捨て猫だったら話は別だけどな)。

でも、今回は特別なのだ。

ちび猫達は、なんだか様子が変なのだ。目が開いてないの。あれ?まだ目が開いてないんだ。小さいからなぁ…って、ちょっと待て。

「4月18日生まれのかわいい仔猫もらってください」だよ?生まれて1か月以上経ってるじゃん。なんで、目が開いてないのだ?

そうなのだ。

ちび猫達はどうやらあまり「健康」とは言えなかったのだ。目やにでまぶたがくっついてしまっていたのだ。ペットショップの店長さんが「お湯で濡らして拭いてやると開くんだけど、一度寝ちゃうとまた閉じちゃう」って言った。

やられた…

アタシの「並ならぬ猫好きセンサー」がバッチリ反応してしまった…あ、別に「不健康な猫フェチ」とかじゃないからな。つまり、見た目がべらぼーにかわいくて、健康なちび猫なら、里親は結構あっさり見つかるんだ。でも、どう見ても不健康に見えて、しかも目がふさがってるちび猫の里親ともなると話は変わる。育てにくい、病気は怖い、不利な条件が揃ってしまっている。

「貰い手、見つからなかったらどうなるんだろ…」

アタシはとてもいたたまれなくなって、なんだか悲しくなって、泣きたくなった。ちび猫に罪はナイのだ。産まれてきた小さな命に軽いも重いもナイ。そんなの当たり前でしょ?

だから。

アタシが育てる事にした。5匹全部は無理だけど、少しでも早くみんなに里親が見つかるように、早くみんなが安心して暮らせるように2匹譲ってもらう事にした。5匹の中で、一番かわいくて元気な子と、一番症状がひどくてブサイクなヤツ。

症状が軽くて、カワイイ柄の3匹は、比較的早く里親が見つかるでしょ。きっと。

ちび猫を連れて行きますって、店長さんに言った時もかなり喜ばれたが症状のひどい「ブス猫」を抱き上げたら、さらに喜ばれた。

あ、ちなみにどうして「元気な子」と「症状のひどい子」なのかっつったら残る3匹を「平均的」にしたかったからなのでした。3匹のうち、カワイイとか弱そうとか、落差が激しかったら里親さんの見つかる早さに差ができるでしょ?それがイヤだったからなのだ。

さて、ちび猫よ。

アタシの家に来たからには誰よりも幸せな暮らしを約束するぜ。なんたって家族全員「超」が付くほどの「猫好き」だからな。覚悟しろよ。

奮闘記については、また改めて。

1999 05 26

ねろがおかしい。

昨日の夜、食べたものを全部吐いてから、ナンにも食べようとしない。大好きなオヤツにも目もくれない。こんな事は初めてだ…心配だ…水も飲まないよぉぉぉ。

朝一で病院行き決定。もしもの事があったら、アタシは壊れちゃうであろう。いや、まじで。

1999 05 27

みなさま、大変お騒がせして申し訳ございませんでしたぁぁぁ。

うちのねろはいたって元気になりました。う~ん、ただの食欲不振だったのかなぁ。次の日には、ちび猫のゴハンを奪うようにまで復活しておりました。心配してくださったみなさま、励ましのお言葉をかけてくださったみなさまに心より感謝をしつつアタシも胸を撫で下ろしておりまする。あああ、まじでよかったよぉぉぉん。

もう、泣かなくてすみそうだ。

1999 05 29

ちび猫は元気に育っていまふ。

最初、心配されていた「ブサイクな方」も、目やにがかなり少なくなり目も開いていまふ。とにかくよく食べまふ。ただ、ゲリP でふ。牛乳が原因なのねん。

仔猫って、なんであんなにクサいんだろう。ねろは仔猫が近寄って行くと、少し舐めてやってまふ。あとのお猫様達は、威嚇こそ少なくなったけど相変わらず傍には寄らせません。まぁ、なんとかならぁ、と思いつつ

まだ名前決まってナイんだよな…