1999年4月の猫日記

1999年の猫日記
毛 玉

1999 04 01

今日はエイプリルフールっすね。にゃんこには関係なしだけど。

みなさん、猫はよく「吐く」のをご存知でしょか(御食事中の方、失礼)。

猫は綺麗好きで、よく体を舐めるのですが、毛を食べてしまうので胃の中で毛玉になって、それを吐き出さずにはいられないという、なんとも自業自得な行為をしちゃうんですな。

しかーしっ。

そうじゃなくてもねろは吐く。ごはんを急いで食べるから、のどに詰まるらしい。食べてる最中、ものすごい音と共に「けほっ」としちゃうんだな、これが。しかも「お皿の上」に。おいおい。えびちゃんのごはんは…? (お皿は共有)

しかもしかもねろの「けほっ」と出したものは形がすさまじい。

「…人間のう●ち?」

食べたばかりのごはんが、連なったままとぐろ巻いてるのだぁぁぁぁ。よって、吐き出したものを見ると犯人が一発でわかる。むむぅ。

1999 04 02

昨日はあんなに暖かかったのに、うってかわって今日は寒い。お猫様は布団にもぐったままだ。

昨日、ぶーちゃんと格闘した。

アタシの部屋のクローゼットには吊り下げ型の収納袋がかけてあってそこに洋服をしまってある。その中には、湿気防止の為のシリカゲルがいれてあるのだが、ぶーちゃんはそのシリカゲルが大好きなのだ。なんで?なんだかゴソゴソ音がするなぁと思っていたら、犯人はぶーちゃんだった。袋の中に顔を突っ込んでシリカゲルを探しているのだ。

猫は頭がイイ。一度覚えたことは絶対に忘れない。以前ここでシリカゲルを見つけてしまったばっかりに、ぶーちゃんは味を占めてしまったのだ。何度もぶーちゃんをクローゼットから出して、何度もシリカゲルをしまうのに何度もぶーちゃんは現れて、何度もシリカゲルを探す。

怒ると文句をたれる。

体に悪いんだってば。食べたらだめなんだってば。しかしぶーちゃんは「それで死ぬなら本望よっ」と言わんばかりに今日もクローゼットを探索するのであった。

1999 04 05

ぶーちゃん、毎日部屋に来てクローゼットを荒らすのは勘弁してください。

昨日久しぶりにねろが臭かった。どうもまた1階のトイレでゴロゴロしたらしい。

しかーし。

いつのまにか臭くなくなってるのは何故ですか?アタシのベッドの中にもぐり込んでいるからですか?

むぎ坊は、キッチンでお皿を洗っていると必ず寄って来ます。そして濡れている手をなめます。そりゃもう、美味しそうに。自分のお皿にはお水がなみなみと入っているのに。

えびちゃんはどうしてあんなに臆病なのでしょう。でももしかしたら、人間のいないところではあぐらかいてタバコとかやってそうです。いつもビクビクしてるのは、人に媚びてるだけかもしれない。

いつもはねねちゃんに猫パンチをお見舞いされているのに、なぜか昨日は様子が違った。2階に行こうと階段を上っていると、慌ててねねちゃんから離れるえびちゃんの姿が…

しかもねねちゃんが小さくなっている…?!

きっと「てめぇ調子にのんじゃねぇぞコラ。黙ってりゃいい気んなりやがって」とか言ってねねちゃんをしめてたのかもしれない。人間には「アタシは弱虫さんなの。だから優しくしてね」という態度を取っているのだが…

陰では他のにゃんこ達をひれ伏せさせているのかもしれない疑惑浮上。

1999 04 07

ねろに頭突きで起こされる。

本人はすりすりのつもりかもしれないが、痛えよ。しばらくシカトしてたんだけど、頭突きがおさまらないので起きることにした。その後ずーっとねろがついて来る。お腹がすいてるわけでもなさそうだ。

どうしたのだ一体。何がおまえをそうさせているのだ。珍しいこともあるものだ。いつもはあんまりついて来ないのに。そう思いながら階段をおりて、1階のドアを開けようとしたら開かない(うちは階段の入り口に鍵付きのドアがある)。

ははぁ。それでかい。

さすがに猫は、ドアは開けられても鍵までは開けられない。それでアタシに応援を頼みにきたのか。ねろは。

鍵をあけてドアを開けてやるとねろは勢い良く1階のリビングへ飛び出していきました。その瞬間、ねろかわいい度が少し下がったのは言うまでもない。

1999 04 08

今日もべらぼーに寒かった。お猫様達はコタツから出てこない。

ぶーちゃんは今日もクローゼットを荒らしています。おかげでTシャツは毛だらけです。クローゼットに進入しようとしているぶーちゃんと目が合うと、ぶーちゃんは自分の企みを悟られまいとめいっぱいかわいらしい声で鳴きます。でも、それに騙されてはいけないっ。

かわいい声に骨抜きにされていると、しめしめ…とクローゼットの中に堂々と入って行く。こら、待たんかっ。お前は確かにかわいいが、これ以上シャツやらかばんやら帽子やらを毛だらけにするのはやめていただきたい。

いや、まじで。

1999 04 13

1階のトイレで用を足すねねちゃんを、うらやましそうに見つめるねろ。なんでおまえは1階のトイレにこだわるんだ?やっぱ女の匂いを体にこすりつけたいのだろうか…

そんなねろを見てうちのおかんは
「あ、ストーカー」
と一言。確かに。

1999 04 15

毎日性懲りもなく、アタシのクローゼットは荒らされている。クローゼットも自分で防御してくれたらいいのにな。野放しにしてないで。

えびちゃんは捨て猫といふ経歴をお持ちなので、殊更に臆病だ。ちょっとした物音にさえ過敏に反応する。未だに抱っこはさせてくれないし。

でも、名前を呼ぶと必ず返事をする。「おいで」と言うと必ずやって来る。そりゃあ頭の良い猫さんなのだ。でも、相変わらずスーパーの袋を狩る。どこから見つけてくるのか、この前はえびちゃんの獲物が部屋に5つ程転がっていた。えびちゃんは由緒正しい猫さんらしい。

…のコドモなのに、ねろはおバカだ。毎日バカ丸出しだ。ため息しか出ない。はぁ。

1999 04 16

ドアでぶーちゃんのしっぽ、はさんでしまいました。

1999 04 18

ねろが日向ぼっこしてた。

その姿はどう見ても、かなり昔に現役を引退したおじいちゃんの様だった。まだ1歳9か月、バリバリ現役のはずなのに、なのに、なのに…

最近えびちゃんは頻繁に1階に降りて行くようになった。どうも、ひとりぼっちは寂しいと見受けられる。まぁ、まだ体を低くして逃げ出す準備バッチリってかんじなのだが、1階をうろつく。

ねねちゃんは、2階に来るとえびちゃんを威嚇するのだが1階でえびちゃんに逢うとおどおどしている。壁の陰から、そぉっと様子をうかがっている。

かなり変質者入ってるよ、おい。

1999 04 23

今日は、BAND の練習があったため帰宅は深夜を大幅にまわっていた。

3:00頃家に着いて、階段を上がるとねろが飛びついてきた。よっぽど寂しかったのであろう。アタシから離れない。かっ、かわいいヤツ…ホロリ。と思ったら大間違い。

どうやら寒かっただけらしい。アタシが帰ってくれば部屋が暖かくなる事を彼は知っていただけだった。

む、むかつくぅぅぅ。

1999 04 24

えびちゃんは、1階が怖くないということを学習したらしい。

毎日のように1階に行っては、なにやらうろうろしている。しかし、臆病なのは性格なのであろう。ちょっと大きめの音がすると、慌てて階段の所まで走って行く。いや、2階に避難するのではなくて、「すぐにでも階段を上がれる」という、保険をかけるのだ。そして、別段怪しい事もないと悟るとまたキッチンあたりをうろつく。

ああっ、お箸落としちゃった…「かちょんっ」

えびは、すでに保険をかけていた。

1999 04 27

ねろ。

シンクの洗面器にはってある水はね、洗剤が入ってるんだよ。飲んだらお腹壊すかもよ。ねろ、ねろってばっ。飲ーむーなーっ。

「しゃりっ。ぱりっ」

って、今度は何やってんの…?ねろ…?今おまえが食べてるそれは…

「レタス」…?

猫は毛玉を吐いたりするために、草を食べる事はもちろん知ってる。でも、なにもレタス食べなくっても。いや、不思議ぢゃないな。コイツの場合。だって、ミカン食うもんな…

1999 04 28

最近また寒くなった。

もちろんお猫様は布団の中だ。

今日もクローゼットが荒されていた。どうもぶーちゃんはアタシにケンカを売っているらしい。そんなにシリカゲルってヤツは魅力的なのか?どんなに怒られても懲りずにGETしたくなるほどイイのか?実はシリカゲルじゃなくて、中身はマタタビなのか?

なんなんだよ、一体ぃぃぃ。