1999年1月の猫日記

1999年の猫日記
毛 玉

1999 01 24

ぶーちゃんは、ナプキンが好きらしい。
うれしそうにくわえて遊んでいる。
おまえにゃ必要ないだろが。ばか。

1999 01 25

朝起きると、ねろの首に何かついているではないか。

「エロ男」

そう書かれた手製の紙マントをつけられている。
こんなめんどくさいいたずらをするのは妹しかいない。
しかもねろはそれを嫌がってないっちゅーのが、なんだかな。

1999 01 26

ねろは、去勢されているにもかかわらず、女好きである。
きょうだいとはいえ、別々に育ったぶーちゃんが愛しいらしい。

我が家にはねこトイレが1階と2階にあって、1階はむぎ、びぶ、ねね用、2階はえび、ねろ用である。にもかかわらず、ねろはよく1階のトイレに行く。

いや、そこで用を足すのではない。

「女のにおいを体にこすりつける」のだ。

だからねろはたまにくさい。

1999 01 27

ねろは、相変わらず「エロ男マント」をつけている。
でも今日はくさくない。

お昼頃、おかんが「ねろ居る?」と心配して部屋に来た。
なんでも、ねろそっくりな猫が庭を横切ってったらしい。
当の本人はぐーぐー寝てた。

1999 01 28

えびちゃんは、たまに狩りをする。
つっても、ビニール袋とか、薬のシートとか獲物はいたって無抵抗だ。
しかし今日の獲物は一味ちがうわ。

ナプキン。

おい。おまえもか。

1999 01 29

むぎは、ねろに追いかけまわされる。
どうしてかはなぞ。でもいつも追いかけられている。
立ち止まって、「しゃーっ!」と怒ってみてもねろはおかまいなしにむぎを追いかける。

ちなみに今日は雷が鳴ってしまった。
えびちゃんは雷が嫌いなのでパニクっていた。

そしてねろはくさい。
てめっ。またトイレでごろつきやがったなっ。

1999 01 30

家ではにゃんこのお食事は主にドライフードを使っている。通称「かりかり」。
決してお安くないが長持ちする(それって体に悪いんじゃ…?)ので重宝している。しかし、たまーに気の向いた時には缶詰を与えてしまう。にゃんこは、体にあまり良いとはいえないかりかりよりもすぐに腐ってしまういきのいい缶詰のほうが好きらしい。

今日がまさにその日だった。
が、しかし。お猫様はグルメなのだ。おいしそうな匂いがしないと、そっぽを向いてしまう。案の定、むぎ、びぶ、ねね、えびは食べ残して去って行った。

あれ…?一匹足りない。

そう。ねろはお腹に入れば何でもいいらしくみんなの残して行った物を次々とたいらげて行ってしまった。だからおまえはでぶなんだよっ。

1999 01 31

ねね坊は、鈴がすきだ。

鈴の音がすると、寝てても飛び起きてやって来る。特に鈴付の首輪が大好きで、いつもそれで遊ぶ。まぁ、ひとりで遊ぶぶんにはどうでもいい。勝手にしてればいいから。

しかし。こやつはひとりで遊ばない。首輪をくわえて、やって来る。

「投げて。」

えーい、めんどくさいなと思いながら投げてやる。すると一目散に走って行って、くわえて戻ってくる。

「投げて。」

これの繰り返し。おいおい、おまえは猫なんだよー。もっと猫らしく遊べよー。