仲良くなろう大作戦

2004年の猫日記
毛 玉

閃いたら即実行

珍しくだらしないえびちゃん。だらしなくても素敵です。

えびちゃん

日曜日の昼下がり、険悪な3匹衆(ねろ、ビーノ、クロちゃん)の「仲良くなろう大作戦」を思いついたアタクシ、早速実行にうつります。下調べとか準備とかいいのか。

きっと同じニオイになったら、相手を敵とみなさなくなって気が付いたら仲良し!みたいな、なんだか心がウキウキするような大事業。いや事業じゃないけど。気分的にはそんなカンジ。

早速ねろを抱きかかえ、お風呂場に連れて行きます。ねろ、この時点で神妙な面持ち。なーに取って喰いやしないよ大丈夫大丈夫。お風呂場のドアを閉めたら胡散臭さ全開の面持ち。大丈夫だって。

首の周りにシャンプーを付け準備完了。ノミは居ないはずだけど、仮にノミが居た場合、体にお湯をかけるとノミはビックリして顔に向かって民族大移動を強行するらしい。それを首で食い止めるために、まず首にシャンプーを付けるのだそうですヨ奥さん。

そっと背中にお湯をかける。
「ギャオ」
手のひらでお湯をすくいながらそっとそっと。
「ギャオゥ」
ビックリさせないように、刺激しないように。
「ギャオゥゥゥゥ」

…オレの配慮が伝わらないようなのでシャワーでそのままお湯をかける。なんだよビックリさせないようにと思ってちまちまお湯かけてやったのによぅ。

ねろ→ビーノ→クロちゃんの順番でシャンプー完了。3匹衆、ものすごい形相で体を舐める。

さーて、これでみんな同じニオイだ!ほら、自分もあの子も同じニオイ!仲間仲間!

 

…超イヤなコトをされた3匹衆、怒りおさまらず一触即発状態。やべー。仲良くなるどころか「ひどい目に遭った!」という怒りをあらわにますます臨戦態勢の3匹。

 

火にガソリン注いじゃったよ。